顔がかゆいのは顔ダニが原因?通称ニキビダニの特徴や治療方法を紹介

顔がかゆいのは顔ダニが原因?通称ニキビダニの特徴や治療方法を紹介

あなたの顔がかゆいのは、人間の顔に生息する”顔ダニ”のせいかも知れません。

顔ダニは大人の顔に住み着いている常在菌であり、増えすぎると肌荒れやかゆみを引き起こします。

何となく聞いたことはあるけどよく知らない顔ダニについて、増える原因や症状の特徴を解説します。

 

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顔ダニとは

顔ダニとは人間の顔に生息する常在菌の仲間であり、顔にある皮脂を食べ皮脂量のバランスをとってくれる存在です。

そんな顔ダニは通常であれば害悪な存在ではないのですが、増えすぎると肌に悪影響を与えることがあるので注意が必要です。

顔ダニは”ニキビダニ”とも言われるように、ニキビの原因にもなったりするので増えすぎないための予防とスキンケアが重要です。

顔ダニが存在しない人はほぼいない

「自分の顔にも顔ダニがいるかも?」と思われる人も多いかと思いますが、実は大人であれば99%の人の顔には顔ダニは生息しています。

顔ダニがいない残りの僅か人たちはどんな人かというと、生まれて間もない赤ん坊です。顔ダニは皮膚の接触で人から人へ移ります。そのため、頬ずりによって大人から赤ん坊へと顔ダニは移ってしまうので大抵の人は”顔ダニ持ち”となっているのです。

ですので、自分の顔にも顔ダニはいると考えておいた方が自然です。だからといって落ち込む必要はなく、顔ダニは常在菌の仲間であり皮脂量のバランスをとる役割を持っているので増えすぎにだけ注意していれば必要な存在です。

顔ダニは肉眼で見ることができない

顔ダニは0.2mmほどの大きさなので肉眼では見ることができません。

顔に200万匹も生息していたら・・・と思うと気持ち悪くもなりますが、肉眼で見ることはできませんので気にしないのが正しいです。

ちなみに顕微鏡で見た顔ダニはこんな感じの生物です。

引用:ニキビダニ – Wikipedia

足が数本あり、胴体は細長いのがわかりますね。一般的な他のダニに比べて長細い形をしています。

こちらはもう少し立体的に見た顔ダニの写真です。

引用:誰の顔にでも生息している「顔ダニ」の意外な実態 – NAVER まとめ

前頭の顔のような部分には口があるのがわかり、そこから皮脂や餌となっている物質を摂取すると思われます。

こんな生物が自分の顔に無数にいると思うと衝撃です・・・

顔ダニが肌荒れの原因なる

顔ダニは皮脂を餌にするので、過剰に分泌された皮脂は顔ダニが増殖する原因になってします。オイリー肌の人ほど顔ダニが多いのはこのためです。

乾燥肌の人も顔ダニが多いのは、上記とは矛盾しているように感じますが、肌は乾燥するとそれを防ぐために皮脂を分泌します。それによって過剰な皮脂が顔ダニの餌になるためです。

 

【顔ダニが多い人の特徴】

  • オイリー肌(皮脂が多い)
  • 洗顔が足りていない
  • 化粧残しがある
  • ステロイド依存
  • 生活リズムが乱れている
  • 甘いものや脂っこいものが好き
  • 乾燥肌

 

顔ダニによる肌トラブルは、最初から赤くかゆくなるため、ニキビの場合でも芯が見られないという特徴があります。

化粧を落とさずに寝たり、汗をそのままにしていたり、皮脂をため込む生活をしている人は注意です。

また顔ダニは複数回の脱皮を繰り返して成虫になるため、その脱皮した殻や、顔ダニの死骸が毛穴に詰まることでも炎症を引き起こします。

 

【顔ダニが原因で起こる主な肌トラブル】

  • ニキビ
  • 湿疹
  • かゆみ
  • 乾燥
  • 老化

 

ニキビの原因は皮脂の詰まりによる炎症ですが、顔ダニによって起きる毛穴トラブルもニキビの原因となります。

人によっては、顔ダニやその死骸そのものがアレルゲンとなってアレルギー性の湿疹ができる場合もありますが、顔ダニ特有の症状というものではなく、顔ダニによってかゆみを伴う湿疹につながっているという見方が正しいのです。

顔がかゆいのは顔ダニのせい?

顔ダニが増えすぎると上記のような肌トラブルを引き起こしますが、日々洗顔と保湿をきちんと行っていれば過剰に増えることはあまりありません。

「ダニが顔に無数にいる」という衝撃の事実が、どうしても肌トラブルの原因になっていると考えてしまいがちですが実際はそこまで原因として多くはありません。

ただ、顔ダニが多い=肌の皮脂量が多いという関連もありますので、洗顔が適当だったりきちんとスキンケアを行っていない人は、結果的に顔ダニが原因でかゆみをはじめとする肌トラブルを招いているとも言えます。

かゆみは乾燥が根本原因となります。乾燥が進むと肌は皮脂の分泌量を増やしますので、逆にいえば皮脂の分泌量が多いということは肌が乾燥している可能性があるということです。

顔ダニを駆除する方法

そうはいっても顔ダニが原因である可能性もありますので、できることなら駆除したいものです。

では、顔ダニはどうすれば駆除できるのか?具体的な方法を紹介します。

顔ダニ用の洗顔料は対策にはならない

顔ダニ駆除を目的とした洗顔料などが販売されていますが、実はあまり効果があるとは言えません。

理由は、顔ダニは普段毛穴の内部に潜んでいるのですが、洗顔料は毛穴の奥まで浸透することはなくあくまで肌表面の汚れをとっています。

従って顔ダニに直接効くというのは考えづらく、皮膚科医も効果が期待できないと言質を残しています。

正しい洗顔と徹底した保湿が増殖を防ぐ

顔ダニが増殖する原因は過剰な皮脂量にありますので、基本に立ち返り正しい洗顔と保湿を徹底することが一番効果的です。

また、顔ダニによる毛穴トラブルは死骸や抜け殻が放置されてアレルギーや詰まりを起こすので、きれいに洗い流さなければなりません。

基本的に洗顔時は、洗顔料を泡立てて、泡で汚れを取る感覚で肌を撫でるようにしましょう。間違っても、洗顔料をそのまま顔につけたり、強くこすったりしないようにしましょう。また、泡を肌につけている時間は30秒くらいにした方が肌への刺激が少なくて済みます。

 

【スキンケア時に気を付けたいポイント】

  • 30秒以上の長い洗顔は避ける
  • 洗顔料は直接肌に付けない(泡洗顔をする)
  • 洗顔や入浴後、すぐに保湿する
  • 顔をすすぐ際にシャワーの水を直接肌にあてない
  • 化粧水を付けた後、乳液や美容液で蓋をする

 

顔ダニが全くいない肌は、それはそれで健全な状態ではありません(皮脂量のバランスがとれなくなるため)。

肌に刺激を与えない程度に適切な洗顔を心がけましょう。保湿も同様で、洗顔後に忘れずに行うことで乾燥によるかゆみを予防しましょう。

顔ダニによる症状の治療方法

まず第一に、本当に顔ダニによる症状なのかどうかを判断するために皮膚科を受診しましょう。

顔ダニが原因でニキビやかゆみができていると判断された場合は、外用薬と内用薬で治療することが多いです。

外用薬はニキビの原因であるアクネ菌やマラセチア菌の殺菌効果を持っており、できてしまったニキビを改善します。

内用薬は細菌の駆除と細菌の増殖を防ぐための抗生物質となります。

治療にかかる期間は通常1ヶ月~1ヶ月半と言われておりますので、焦らずゆっくりと症状を改善させていきましょう。

顔ダニによるかゆみを予防するために

顔ダニの治療も大切ですが、顔ダニの増殖を防ぐための予防が最も大切です。

特に乾燥対策は必須で、オイリー肌だけでなく乾燥肌の人も皮脂が多くなりやすいので注意しましょう。

色々と対策方法を紹介しましたが、気にしすぎることで過剰なスキンケアをしてしまうこともあるので、”顔ダニ”を気にしないのが一番効果的な予防方法かも知れません。

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