顔の赤みやかゆみの原因は皮膚トラブル!かぶれや湿疹の対策方法

顔の赤みやかゆみの原因は皮膚トラブル!かぶれや湿疹の対策方法

顔は私たちの最も重要な身体の一部です。

しかし顔の肌が乾燥すると、肌荒れや赤み、鱗屑性、かゆみを感じることがあります。

乾燥した顔の肌にはいくつかの原因があり、それぞれについて適切な対策方法があります。

 

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顔の赤みやかゆみの原因は乾燥

乾燥は、皮膚に十分な水分や油分がない場合に発生するため、乾燥した肌はいつでも誰にでも影響を及ぼします。

気温が下がり湿度が低下する冬の寒い日など、カラッとして乾きやすい季節に肌は乾燥しやすくなります。

乾燥の主な原因はこちらです。

  • 外出時の外気
  • 乾燥した気候に住んでいる
  • 紫外線
  • 肌質

乾燥した肌は非常に刺激に弱くなっており、皮膚にひび割れが生じることもあります。ひびの入った皮膚は細菌が体内に侵入して感染を引き起こす可能性があります。感染が疑われる場合は医師に相談してください。

乾燥が原因で引き起こされる症状はこちらです。

  • 赤み
  • 水ぶくれ
  • 発疹
  • 膿疱

肌タイプ別の乾燥傾向

  • ノーマルタイプ肌は、乾燥しやすいですが油性ではありません。肌を乾燥させる可能性には様々な原因が考えられます。
  • ドライタイプ肌は、乾燥しやすい傾向があり、一般的にはピシッと突っ張ったやや粗い感じの肌質です。
  • 油性タイプ肌は、過度な洗顔をせず、毎日正しいスキンケアをしていれば乾燥する可能性は低いです。
  • 組み合わせタイプ肌は、顔の特定の箇所、特に頬の上あたりが乾燥しやすい傾向があり、Tゾーンは油分が多くなりがちです。

乾燥した肌を防ぐ方法

日々の乾燥を防ぐためには、以下のスキンケアを徹底してください。

  • 軽度の洗剤とぬるま湯で毎日洗顔
  • 肌タイプに合わせて油性、乾燥性、または組み合わせたスキンケア用品を使用
  • SPF 30以上の広範な日焼け止めを身につけて肌を守る
  • 入浴後には水分を閉じ込めるためにローションを塗布
  • ワセリンで乾燥した肌に潤いを与える

皮膚炎によるかゆみの原因と対策

乾燥は様々な皮膚炎のきっかけとなることがあります。次の場合は医師に相談することをおすすめします。

  • スキンケアをしても肌が乾燥している
  • 皮膚のひび割れから感染症を引き起こしている恐れがある
  • 乾燥した肌がひどい炎症や湿疹を起こしている

乾燥によって引き起こされる主な皮膚炎はこちらです。

  • アトピー性皮膚炎
  • 脂漏性皮膚炎
  • 乾癬

最初は乾燥しただけの肌に見えますが、アトピー性皮膚炎や湿疹など、乾燥から発症する皮膚炎は少なくありません。

また皮膚炎は”顔や身体をさらに乾燥した状態”にしてしまう恐れもあります。しかも一度かかると継続的に発症しやすく、きちんとした治療が必要になる可能性があります。

アトピー性皮膚炎

アトピー性皮膚炎(湿疹)は肌を赤くかゆくさせる病気です。子供には一般的ですが、どの年齢でも起こります。

悩ましい事に、慢性的に症状が出るため定期的に発赤する傾向があります。他にも喘息や花粉症を併発する可能性もあるとされています。

アトピー性皮膚炎の最も悩ましいことは、治療法が見つかっていないことです。明確な治療法は見つかっていませんが皮膚科での治療やセルフケア対策によってかゆみを和らげ、新たな感染症を予防することできます。

肌に刺激を与えるような強い洗顔を避け、定期的に肌に潤いを与え、薬用クリームや軟膏を塗布すると効果的です。

【アトピー性皮膚炎の症状】

  • 肌の乾燥
  • 寝てる間の激しいかゆみ
  • 手足や付け根いできる赤い斑点
  • 傷口から出る黄色がかった体液
  • 厚くひび割れた鱗片状の肌

アトピー性皮膚炎は多くの場合5歳より前に発症し、青年期および成人する年齢まで持続する可能性があります。

脂漏性皮膚炎

脂漏性皮膚炎は脂漏性湿疹および脂漏性乾癬とも呼ばれ、主に頭皮に現れる疾患です。

鱗状の斑点や肌の赤み、多量のふけがでるのが特徴です。顔面、鼻の側面、眉毛、耳、まぶた、胸などの体の油分が多いとされる箇所にも症状は出やすいとされています。

脂漏性皮膚炎は特別な治療をしなくても収まることがありますが、通常は症状が収まるまでに繰り返し皮膚科での治療が必要になります。

脂漏性皮膚炎は治療しても再発しやすい疾患であるため、弱酸性の石鹸や低刺激のシャンプーで毎日クレンジングすることで肌の余計な油分と剥がれた皮膚の蓄積を減らし予防しましょう。

【脂漏性皮膚炎の症状】

  • 肌の赤み
  • 頭皮、髪、眉毛、髭の多量のふけ
  • 首から上や乳房の下に現れる白や黄色の鱗屑
  • 強いかゆみ

ストレスを感じると兆候や症状がより深刻になることがあります。また寒さや乾燥した季節に症状が悪化する傾向があります。

乾癬

乾癬は皮膚細胞のライフサイクルを加速させる疾患です。余分な皮膚細胞が鱗屑や赤い斑点を引き起こす原因となり、痛みを伴う赤いかゆみが出るのが特徴です。

乾癬も慢性な疾患である場合が多く、治療では皮膚細胞の急速な成長を止めるための手段が用いられます。

乾癬もアトピー性皮膚炎と同様に明確な治癒方法はないのですが、保湿、禁煙、ストレス軽減などの生活習慣の見直しで症状を緩和させることができます。

【乾癬の症状】

  • 厚い白色の鱗屑で覆われた赤い斑点
  • 小さい肌の盛り上がり(一般に子供に見られる)
  • 乾きよる肌のひび割れ
  • かゆみ
  • 火傷痛み
  • 腫れた堅い関節

乾癬は、ふけのような症状から皮膚疾患までの広範囲に影響が出る疾患です。

ほとんどのタイプの乾癬は、数週間または数ヶ月にわたって広がった後しばらく経って沈静化するか、症状が完全に緩和していきます。

乾癬にはいくつかの種類があります。

局面型乾癬

白色の鱗屑で覆われた、乾燥した赤色の皮膚病変を引き起こします。かゆみや痛みを伴うことがあり、性器や口の中の柔らかい組織など、身体のどこにでも起こる可能性があります。

逆行性乾癬

主に脇の下、鼠径部、胸の下、および性器周辺にできやすいとされています。逆行性乾癬は摩擦と発汗で悪化する事が多く、赤い炎症を引き起こします。

膿疱性乾癬

膿疱性乾癬は、手足または指先の小さな箇所で生じます。

肌が赤く柔らかくなっていき、数時間後には膿が詰まった水疱が現れます。水疱が頻繁に出たり来たりすることがあり、発熱、悪寒、重度のかゆみ、下痢を引き起こす可能性があります。

赤芽球性乾癬

乾癬の最も一般的なタイプである赤芽球性乾癬は、かゆみや赤色の剥離性の発疹が体全体にできるのが特徴です。

乾癬性関節炎

炎症を起こした鱗状皮膚に加えて腫れた痛みを引き起こます。症状は軽度から重度まで広範囲であり、乾癬性関節炎は体中の関節で発症する可能性があります。

この疾患は通常、他の関節炎と同様に痛みはありませんが、最も重篤な症例では恒久的な変形を引き起こし、関節の硬直や進行性関節損傷を引き起こす可能性があるとされています。

顔が赤くかぶれる原因と対策

かぶれは主にアレルギーと呼ばれる疾患であり、食べる、吸い込む、触ったことに対する身体の反応によるものです。

アレルギーの原因となるものはアレルゲンと呼ばれています。人によって体のどの部分にもアレルギー反応を起こす可能性があります。

アナフィラキシー反応を除き、症状が見られたらすぐに病院へ行くことで顔に影響が出る多くのアレルギーは治療をすることができます。場合によっては、市販されている抗ヒスタミン薬を服用すれば、数分以内に体がアレルゲンに反応するのを止めることができます。

季節性アレルギー

花粉症などが季節性のアレルギーにあたります。春先に多く発生し顔の赤み、強いかゆみ、目の腫れといった症状が出ます。重度のアレルギーはアレルギー性結膜炎を引き起こすことがあり、目の結膜の炎症を滲出させる恐れがあります。

動物性アレルギー

あらゆる種類の動物が原因となりアレルギー反応を起こすことがあります。ペットアレルギーの人々は、動物の髪や毛皮に反応するのではなく、動物の唾液や皮膚細胞に反応します。

動物が誘発するアレルギー反応には蕁麻疹や発疹も含まれます。蕁麻疹は首や顔に最もよく見られる皮膚の隆起です。また虫刺されも蕁麻疹や痛みを引き起こすことがあります。

接触性皮膚炎

一般的にかぶれと呼ばれる接触性皮膚炎は、アレルゲンとなる特定の物質との接触によって、肌に赤いかゆみを帯びた湿疹が発生します。

人によってアレルゲンは異なり、アレルゲンとして多いのは金属(ネックレスやイヤリング)や化粧品、洗剤や化学薬品などです。

対策方法はシンプルにアレルゲンとなる物質を肌に触れさせないようにすることです。原因となる物質がわからない人もいますので、大事に至る前に病院で検査をしてみるのも重要です。

食物アレルギー

食物アレルギーは、顔に影響を及ぼす最も一般的なアレルギーです。食物アレルギーの重症度は人によって様々です。

特定の食べ物を食べた後、発疹を発症したり、唇の周りが腫れるなどといった症状があります。

重度で生命を脅かす食物アレルギーはアナフィラキシーと呼ばれる別の症状に繋がっている恐れもあり、すぐに医師の診察が必要です。

薬物アレルギー

薬物アレルギーは投薬アレルギーでよく見られるものです。症状は蕁麻疹、顔や全身の赤い腫れ、アナフィラキシーなどがあります。

アナフィラキシー

アナフィラキシーは最も重いとされるアレルギー反応です。アナフィラキシーやアナフィラキシーショックは、アレルゲンに対する免疫系の極端な反応とされています。

【アナフィラキシーの症状】

  • 喉と胸の緊張
  • 顔、唇、喉の腫れ
  • 身体の各部位に出る蕁麻疹や赤い発疹
  • 呼吸困難または喘鳴
  • 極端な顔面の蒼白

アナフィラキシーショックは死に至る可能性が高く、すぐに病院へ行きましょう。

顔にできる赤い斑点や湿疹の原因と対策

顔にできる発疹はほとんどの人が一度は経験する疾患です。発疹によっては特別な治療を必要としないものもあり、セルフケアで改善できる場合もあります。

発疹にはアレルギー、病気、免疫反応、薬などの潜在的な原因がいくつかあります。また細菌性、真菌性、ウイルス性、または寄生虫性の感染症によって引き起こされることもあります。

接触性皮膚炎

上記でも紹介した接触性皮膚炎は発疹の最も一般的な原因です。皮膚が特定の物質に触れ反応したときに発生します。皮膚が赤く炎症を起こしたり、発疹が現れることがあります。

一般的な原因は次のとおりです。

  • 服の染料
  • 美容製品
  • 有毒の植物
  • ラテックスやゴムなどの化学薬品
  • 医薬品

薬物療法も一部の人々に発疹を引き起こす可能性があります。これは副作用やアレルギー反応によるものです。

また、いくつかの抗生物質を含む薬が原因で光感受性を引き起こすこともあります。日光に敏感な人に多く、光感受性反応は日焼けに似た症状を引き起こします。

感染症

バクテリア、ウイルス、または真菌による感染も発疹を引き起こす可能性があります。これらの発疹は感染の種類によって異なります。例えばカンジダ症(一般的な真菌感染症)は、皮膚のひだに現れるかゆみの発疹を引き起こすことがあります。

感染が疑われる場合は、医師に相談することが重要です。

自己免疫疾患

自己免疫疾患は、有害物質が身体の健康な組織を攻撃し始めたときに発生します。自己免疫疾患によっては発疹が生じるものがあります。

例えば慢性炎症性疾患は、皮膚を含む多くの箇所に症状を及ぼします。

ストレスで顔に赤みやかゆみが出ることも

ストレスは肌だけでなく髪や爪など全身に影響を与える可能性があります。ストレスは人生の一部なのでどのように付き合っていくかが人生のテーマでもあるかと思います。

ストレスは体の化学反応を引き起こし皮膚をより敏感に反応させます。さらに皮膚に異常が出ている場合はその治癒が上手くいかなくなるといったデメリットも出てきます。

ストレスが皮膚疾患につながる原因

なぜストレスが顔の赤みやかゆみを引き起こすのか?

その原因は、ストレスによって体内にコルチゾールのようなホルモンを作られ、このホルモンが肌に多くの油分を作り出すように指示します。過剰な油性はにきびや他の皮膚の問題になりやすいため、結果的にストレスによって皮膚疾患が引き起こされます。

そうすることで乾癬や酒さ、湿疹を悪化させる可能性がある。また、蕁麻疹や他の皮膚発疹を引き起こし、熱水疱の発疹を引き起こす可能性もあります。

直接的な原因ではないストレスですが、様々な皮膚疾患につながるため適度に緩和してあげなければなりません。

ストレスを緩和する8つの方法

完全にストレスを避けることは難しいですが、少しでもストレスとうまくつきあうことで症状は改善されます。

といってもなかなかストレスを軽減できない人も多いと思いますので、次の方法を試してみてください。

  • 定期的な運動をする
  • お風呂に浸かる
  • 本を読む
  • 家の周囲を散歩する
  • ヨガ
  • 瞑想
  • 十分な睡眠をとる(毎晩7~8時間が理想的)
  • 人と話す

どれも一般的にいわれるストレス対策ですが、意外と効果があるため聞きなれているからといって侮ってはいけません。

特に大事なのはヨガや瞑想で、視覚的に良いイメージを持ち意識し続ける事で余計な雑念が取り払われ、ネガティブな考え方が緩和するとされています。

顔の赤み・かゆみに効く市販薬

ロート製薬 カユピット

  • メーカー名:ロート製薬
  • 商品名:カユピット(第2類医薬品)
  • 価格:1,200円(税抜)
  • 容量:15g
  • 効果・効能:かゆみ、湿疹、皮膚炎、かぶれ、じんましん、ただれ、あせも、虫さされ、しもやけ
  • 有効成分:ジフェンヒドラミン塩酸塩 20mg 、リドカイン 5mg 、アラントイン 2mg、グリチルリチン酸二カリウム 5mg

かゆみの元になる”ヒスタミン”の働きを抑える「ジフェンヒドラミン塩酸塩」という成分が、しつこいかゆみを鎮めてくれます。

カユピットもキュアレアと同じくかゆみ止めと抗炎症作用を併せ持つ市販薬です。

ジフェンヒドラミン塩酸塩やリドカインがかゆみを鎮め、アラントインとグリチルリチン酸二カリウムが皮膚に赤みや炎症を改善します。

こちらもアルコールフリーで非ステロイド、無香料で弱酸性と肌に優しい作りになっているので安心して使えます。

小林製薬 キュアレア

  • メーカー名:小林製薬
  • 商品名:キュアレア(第2類医薬品)
  • 価格:1,000円(税抜)
  • 容量:8g
  • 効果・効能:湿疹、皮ふ炎、かゆみ、かぶれ、ただれ、あせも
  • 有効成分:ウフェナマート(抗炎症) 5g、ジフェンヒドラミン(抗ヒスタミン) 1g、グリチルレチン酸(抗炎症) 0.3g

非ステロイドなので、皮膚が薄い顔でも安心して使えるかゆみ止めです。

かゆみ止めの成分だけでなく、赤みや炎症を抑える効果も併せ持っているため症状を全般的に抑えます。

特に目の周りは眼球に近く皮膚も薄いのでとてもデリケートですが、キュアレアは目の周りの肌トラブルにも使えることで人気です。

小林製薬がとった「キュアレアのユーザーアンケート」では、約半数が「目の周り」に使用し次いで「頬」、その他は「あご」や「ひたい」に使っている人が多く、かゆみや炎症をしっかり抑えてくれるのに刺激がなく喜ばれています。

化粧品などのかぶれ、乾燥による赤みや湿疹にも使えて万能な市販薬となっています。

肝機能の低下でかゆみが出ることも

C型肝炎を含む肝臓の疾患によって発生するかゆみはとても強く、医師でもそのかゆみのコントロールは非常に困難と言われています。

肝臓病の結果として、ある物質が血液中に蓄積してかゆみを引き起こすと考えられています。

肝疾患のかゆみを引き起こす物質の性質は知られていませんが、”内因性オピオイド”として知られている血漿中に見られるいくつかの物質が、肝臓病の二次的なかゆみを引き起こしています。

これらの神経伝達物質は、脳の特別な部位に作用することによってかゆみを引き起こすとされており、胆汁酸を含む”肝臓病の血液中に蓄積する物質”が肝機能の低下によってかゆみが出る原因となっています。

しかし、胆汁酸がかゆみを引き起こすことを証明する強力な証拠はないためあくまで一説です。

肝臓病のかゆみに効く薬

現在、肝臓の疾患によるかゆみの治療に使用される薬剤はいくつかあります。

  • コレスチラミン
  • 抗生物質リファンピシン
  • アヘン拮抗薬ナロキソン
  • ナルトレキソン
  • セロトニン3型受容体拮抗薬

これらの薬剤は、肝臓病によるかゆみを減少させる効果が期待できますが、人によっては効きづらい場合もあります。

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